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推し活まわりの言葉を並べて整理する

現場、供給、在宅、同担。使われ方が決まっている言葉を、初めて読む人向けに説明する。

Ensimmäinen Konepaja Festival järjestettiin kesäkuussa VR:n entisen Vallilan kon
写真:Konepaja Festival at Pasila machine shop ('Pasilan konepaja') in Vallila, Helsinki, Finland, 2023 June – 02(Anne Pietarinen、CC BY 4.0) Wikimedia Commons
この記事の目次
  1. 中核となる言葉:推しと推し活
  2. コミュニティラベルとファンの立ち位置
  3. ファンの外出

日本のファンダムには独自の言葉と習慣があり、「推し活」はファンの活動を、「推し」は応援する人物や対象を表す。推しメン、単推し、箱推しといった用語や、ファンダムコミュニティのラベル、イベント関連グッズを理解することで、グッズに関する会話や告知を追いやすくなる。ただし、自宅視聴や公式リリース、会場詳細に関する表現は、定義として掲載する前に慎重に確認する必要がある。

中核となる言葉:推しと推し活

日本のファンが「推し」について話すとき、それは彼らが強く応援する人物、グループ、作品を指している。単なる「お気に入り」以上の存在で、ファン活動の中心となる存在だ。イベント参加やグッズ収集は「推し活」の核心をなす行為であり、推しへの支持を示す一連の儀礼的な習慣を指す。 この支持の表し方は様々だ。グループプロジェクトの場合、ファンは「推しメン」、つまりグループ内で特に応援するメンバーを選ぶかもしれない。「単推し」に特化し、一つの存在だけを応援する選択もある。逆に「箱推し」としてグループ全体を分け隔てなく応援する場合もある。たとえ一つの存在を推しの中心に据える実践においても、通常は階層が存在し、特に上位に位置する「神推し」が支持ランキングの頂点に立つ。

コミュニティラベルとファンの立ち位置

推し活の複雑な言語には、特定のグループやシーン内でのファンの立場を素早く表明する方法も含まれる。例えばファン同士の呼び方で、何を支持しているかが伝わる。「界隈」は広いオタク宇宙の中にある特定のジャンルやファンコミュニティ、ニッチを指すラベルだ。複数の推しを持つ「掛け持ち」ファンも界隈を繋ぐ存在で、しばしば異なる領域に所属する。「DD」(だれでもだいすき)というニックネームは、支持を複数の候補に広げることを選んだファンの表明だ。

ファンの支持源は、明らかだが正反対の二つのアプローチになり得る。一方では、ホームチームのユニフォームのようにファンダム領域を特権的な所属として扱う。他方では「推し色」と呼ばれるその存在のシグネチャーカラーを用いて、自分自身を識別させる方法もある。どちらの方法も、職場や外部の生活で所属を示す手段としてファンが用いるものだ。

ファンの外出

支持を示すため、多くのファンは推しに直接会うために定期的にイベントに参加する。「遠征」と呼ばれるこれらの外出は推し活における重要な伝統で、特に推しの舞台まで足を運ぶ長距離ファンにとっては欠かせない。ファンは各遠征に多額の時間と資源を費やし、チケット、グッズ、宿泊施設を購入する。イベント参加はこの活動の一部に過ぎない。会場では、グッズコレクションのための重要な物品を収集する。

遠征できないファンも、他のファンと共にオンライン資源を使ったり自宅から追ったりしてこの視聴体験に参加する。自宅視聴者は、単一イベント向けに販売されるグッズセットなどを購入する。地域によってはホームオタクの拠点として知られ、ニッチグッズ市場を牽引する場合もある。これらはしばしばセット販売されるグッズか、特定イベント期間限定の商品だ。

ファンが携えるもの

対面イベントに参加するファンは、会場に持ち込む物で互いを区別できる。これらの多くは、共有された視覚言語を通じて推しを応援するためのアイテムだ。例えば「うちわ」は片面にお気に入りのアーティストのイメージが印刷された平たい紙扇子で、ファンが自分のお気に入りに注目を促したい時に右手に持つ。扇を開いて振り、ゆっくりこめかみに近づける。遠目からは、これはアーティストへの顕著な好意、お気に入りへの個人的な敬礼と映る。不適切な扇の振り方はアーティストへの侮辱と見なされ得るため注意が必要だ。

会場で購入できない物品として「痛バッグ」がある。これはショッピングバッグを推しのグッズでデコレーションしたもので、ライブ会場で席を確保する際に複数の席を跨いで置くことで周囲から目立たせるという使用報告がある。

語彙のギャップ

推し活の言語と実践には、まだ確かな出典から検証されていない重要な用語が多数存在する。公式グッズ配布、自宅視聴の慣習、財布の位置、会場言語、イベント儀礼などへの言及が該当する。オンラインガイドや用語集はこれらの用語を大量に提供しているが、半数以上は一次ソースによる検証が必要な状態だ。全国紙、政府発表、企業プレスリリースで引用されて初めて信頼性が認められる。

これらの用語が権威あるソースで明確に裏打ちされるまでは、ファンダムでの振る舞い方指南というより、記述的語彙を構築する方法として見るのが適当だ。ファンはこのスタイルブックを、自分たちの知識と理解をチェックする手段として活用すべきで、ファンジンのすべてを定義すると主張する権威的なリストとして扱うべきではない。

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