松岡伸矢の現在は?おじさん(犯人)の正体は北朝鮮?失踪行方不明事件の真相まとめ

今回は未解決行方不明事件でもある松岡伸矢さんについて。彼の現在は?おじさん正体は北朝鮮絡みなのか、失踪行方不明事件の真相をまとめました。

 

松岡伸矢の現在は?おじさん(犯人)の正体は北朝鮮?失踪行方不明事件の真相まとめ

 

 

松岡伸矢さんは1989年に徳島県で行方不明となった当時4歳の男の子で、現在もいまだ見つかっておりません。

 

しかし、2018年1月松岡伸矢さんではないかという人物「和田竜人(自称)」がテレビに出演したことで、この行方不明事件が急展開とりました。

 

この和田竜人さんは「おじさん」と呼ぶ人に17年間軟禁されており、脱走したというも記憶喪失となっていました。

 

あまりにも見つからないことから北朝鮮に拉致されたともいわれた松岡伸矢さんと和田竜人さんは同一人物なのか。軟禁していた「おじさん」が犯人なのか。2つの事件を振り返りつつまとめました。

 

松岡伸矢現在 失踪行方不明事件の真相まとめ】2つの事件の存在と解決の見込み

松岡さんの失踪行方不明事件は何ら手掛かりがないまま来ていましたが、2018年1月31日にテレビ放送された「緊急!公開大捜索18春」に自分探しのために出演した記憶喪失の和田竜人さんが松岡伸矢さんではないかと話題となりました。

 

和田竜人さんは記憶喪失でしたが17年間軟禁されていたことを公言し、顔や年代、一切痕跡がないままいなくなった松岡伸矢さんの誘拐疑惑からDNA鑑定を行いました。

 

松岡伸矢くん失踪行方不明事件

まず、松岡伸矢さんの失踪行方不明事件とは、1989年3月7日午前8時過ぎころ、徳島県美馬郡貞光町(当時)において発生した当時4歳であった松岡伸矢さんが忽然と姿を消した事件です。

 

松岡さん家族は親せきの家を訪れ、朝の散歩帰りである親せきの家の前でに父親が目を離した約20秒の間に伸矢さんはいなくなったようです。

 

いなくなった場所が田舎で山の近くであったことから山に迷い込んだものと判断され3か月間付近及び付近の山中を捜索したが一切伸矢さんの痕跡はなかったそうです。松岡伸矢さんは現在も見つかっていません。

 

松岡さんの親は新聞やテレビに出演し、公開捜索をしました。するといなくなった徳島県をはじめ山形県、四国地方、北海道、神奈川県横浜市、中国地方等全国から数多くの目撃情報が寄せられました。

 

しかし、伸矢さんに直接つながる情報はありませんでした。当時は、いなくなった現場付近に何ら痕跡がなく、見つからなかったことから北朝鮮拉致されたと噂されるほどに、さらに両親の自作自演ですでに伸矢さんはいなくなっているとまで噂されるほどでした。

 

4歳で行方不明となった松岡さんは現在34歳となりましたが、いまだ見つかっていませんし、生きているか亡くなっているかもわからない状態です。

 

和田竜人(自称)さん17年間軟禁事件

和田竜人さんの17年間軟禁事件とは、2014年7月29日愛知県弥富市のショッピングモールのトイレ内で意識不明の状態で発見保護された男性の証言から発覚しました。

 

和田竜人さん発見時所持品は何もなく、記憶喪失となっており、自身のことを「アイダリュウト」と名乗ったそうです。

 

和田さんはつらい出来後から逃れるため脳の自己防衛反応から記憶喪失になったと言われて、自身の名前や生年月日等もわからない状態でした。

 

しかし、17年間の軟禁生活の状況は覚えており、表札が「和田」の2階建て一軒家に17年間「おじさん」と呼ぶ知らない人と生活をしていたようです。

 

和田さんが一度歯医者に通ったときに、自身と叔父さん関係に違和感を覚え1年かけて脱走を試みたようです。

 

脱走が2014年6月で、1か月後に弥富市のショッピングモールのトイレにて保護されました。警察の捜査からも個人を特定できななかったことからテレビ番組に出演し、自身の情報を集めることとなりました。

 

【松岡伸矢の現在 失踪行方不明事件の真相まとめ】DNA鑑定の結果は?

 

和田竜人さんは記憶喪失であり、自身のことが判然とせず、顔や年齢、状況から行方不明中の松岡伸矢さんではないかと話題となり、ついにはDNA鑑定をすることとなりました。

 

DNA鑑定では松岡伸矢さんの父屋のDNAと和田竜人さんのDNAを調べ、親子であるかどうかを調べました。

 

DNA鑑定の結果は、松岡伸矢さんの父親のSNSや新聞で発表でされました。DNA鑑定の結果は「親子関係は認められない」とDNA鑑定では不一致でであることがわかりました。

 

したがって、松岡伸矢さんの父親と和田竜人さんは親子関係ではない、つまり松岡伸矢さんと和田竜人さんは同一人物ではありませんでした。

 

松岡さんの父親はこう語っていました。

 

「全く驚きませんでした。親の直感としてこの結果を予想していました。面影というものはいくつになっても残っているものと思っています」

 

親の力は偉大だと感じました。親ってすごいですね。

 

【松岡伸矢の現在 失踪行方不明事件の真相まとめ】おじさん(犯人)の正体は北朝鮮

 

松岡伸矢さんの失踪行方不明事件は、当時3か月もの間いなくなった現場付近を探しましたが、一切痕跡がなかったことから誘拐の線が出てきました。テレビ等で公開捜索して情報を集めたところ全国から目撃情報が来ました。

 

目撃情報はいくつもありました。

1990年4月 徳島の主婦
「市内で伸矢くんを見た。まず間違いない」

1990年
「山形米沢市にあるデパートの前で、テレビで見た伸矢くんとそっくりの男の子をみた」

1991年
「四国霊場88ヶ所の第21番目の「太竜寺」で白装束に身を包んだ5~6歳の少年を連れた親子連れを目撃した。子供に付き添っていた男女は普通の身なりで、子供の両親にしては年が離れすぎていた」

1997年 OL
「横浜の地下鉄で見た」この証言によれば、帰宅途中のOLが、電車の横に坐った少年が「鳥肌のたつほど、正伸さんに似ていた」と言い、少年については「苦労しているようで、身なりも良くなく、手首に巻いてある包帯から傷が見えたので気になった」

1998年 中国地方にあるレンタルビデオ店店員
「手首に傷のある男の子で、現在の伸矢くんの想像写真にそっくりの少年が、『タイタニック』のポスターを買っていった。少年は店の出入り口付近で、まるで監視しているかのように立っているヤクザ風の男に『タイタニック』のポストカードを見せ、”これでいいの?”といった感じで確認した後、レジに来た」

2000年 圭子さんの親友の知り合い
「伸矢くん失踪の翌月、徳島県の日和佐の海岸で伸矢くんらしき男の子を見た。30代後半の男が子供を抱いているのだが、親子にしては不自然な感じを受けた。親なら子供に何かしら話しかけたりするものだが、まったく言葉をかけたりしなかった。男の子の顔も伸矢くんによく似ていた」

※ポップアップが開きます。↑

 

目撃情報の中には手首に傷のある男といたというものもありましたが、目撃情報は来るものの松岡伸矢さんにつながるものはありませんでした。あまりにも見つからないことから北朝鮮拉致されたとの憶測が出てきました。

 

松岡さんがいなくなった場所である徳島県にはこのようなとても興味深い話もありました。

 

徳島県の日本教職員組合は貧困下にある子供とその家庭を支援するため「子ども救援カンパ」を募集しました。そんな中徳島県教職員組合は募金と言ってお金を集め、その一部を搾取し朝鮮総連幹部献金するという事件がありました。

 

徳島県では日朝交流の団結が強く、金正成、金正日の誕生日記念パーティーが大々的に行われるなど朝鮮総連、北朝鮮と深いかかわりがある地域のようです。松岡伸矢さんがいなくなった徳島県美馬郡貞光町は、北朝鮮の船が行き来できる川沿いの町で、北朝鮮の船の目撃もあるようです。

 

 

この話を聞くと北朝鮮による拉致の可能性が強まりますね。松岡伸矢さんの誘拐の犯人は手首に傷のある男なのか、はたまた北朝鮮なのか29年たった現在もわかっていません。

 

余談ですが、特定失踪者であった宮内和也さんは16年間失踪し、北朝鮮の拉致の疑いがあったにもかかわらず2016年自ら本人であると名乗り出て、失踪中の16年間普通に生活し、家族までできていたことが明らかとなりました。この失踪事件同様に松岡伸矢さんもふらっと出てきてほしいですね。

 

【松岡伸矢の現在 失踪行方不明事件の真相まとめ】和田竜人の正体は?記憶喪失は計2回…?

 

和田竜人さんは2018年にテレビ出演して松岡伸矢さんと同一人物ではないか?と言われていましたが、和田竜人の父親であるという人物が現れました。父親の証言で、記憶喪失は2回目であることが明らかとなりました。

 

和田さんは2012年AKBマニアとして朝日新聞や報道番組ミヤネ屋の取材を「キタザワヒサシ」として受けており、その後2013年三重県三重郡川越町で行方不明となりましたが、その後記憶喪失の状態で発見されるも治療により回復し身元が判明しました。

 

そして2014年6月前回と同様の場所で行方不明となり、愛知県弥富市のショッピングモール内のトイレで記憶喪失の状態で発見されました。2018年2月テレビ番組を見た父親が現れました。

 

この父親と和田さんについてもDNA鑑定をしました。その結果は「親子として矛盾せず」と親子であることが認められました。したがって、和田さんは父親の子であり、AKBマニアであることがわかると同時に17年間の軟禁事件は真実でないことが明らかとなりました。

 

愛知県と三重県で県をまたいだことにより捜索がうまくいかなかったのか、17年間の軟禁事件はどこから出てきたのか、松岡伸矢さんとの件といい、もう少し精査してからの報道が良かったかもしれませんね。

 

17年間の軟禁事件は虚報で、松岡伸矢さんの失踪事件は振出しに戻り、ただ和田という「キタザワヒサシ」という人物の身元が反映しただけとなってしまいましたね。

 

【松岡伸矢の現在 失踪行方不明事件の真相まとめ】和田竜人の正体は”キタザワヒサシ”?

 

この「キタザワヒサシ」についてテレビ番組放送後ツイッターで三重県四日市市のコンビニ従業員であることが拡散されていました。拡散されたツイートの元はコンビニでの同僚で「声やしゃべり方、仕草が完全一致」とツイートしていました。

 

「キタザワですね」と自信満々、そりゃそうですね。松岡さんみたいに4歳で行方不明になったわけではなく、大人になってからの行方不明なので面影もなにも顔もそのままでしょうしね。先に記載したAKBマニアの男性も「キタザワヒサシ」であったことから同一とみて間違いないでしょう。

 

今となって言えることですが人騒がせなことでしたね。和田竜人改め「キタザワヒサシ」は障害があるのでしょう。このようなことが今後はないようにしてもらいたいですね。松岡さんの親御さんが伸矢さんと間違えられててかわいそうでした。

 

まとめ

1989年に忽然と姿と消してしまった松岡伸矢さんですが、今まで数多くの目撃情報がありましたが発見には至りませんでした。あまりにも発見されず、いなくなった場所が北朝鮮と癒着のある徳島県であったことから北朝鮮による拉致の可能性も言われました。

 

2018年には松岡信也さんである可能性があった和田竜人さんが現れましたが、DNA鑑定の結果で松岡伸矢さんとは別人であることが判明しました。和田さんの登場で急展開を見せた松岡さん失踪行方不明事件は別人であったことからふりだしに戻ってしまいました。

 

松岡さんは現在34歳となりました。当時からは30年が経過し、今では目撃情報もなくなってしまいました。北朝鮮による拉致の可能性がぬぐえない中、本人からの申し出を待つしかないのでしょうか。

 

多く方が松岡伸矢さんの発見を待ち望んでいます。少しでも早く見つかってほしいですね。

おすすめの記事